すっかり戦力外マンU香川 期待できないザックの“影響力”
マンチェスター・ユナイテッドで戦力外扱い同然の日本代表MF香川真司(25)。モイーズ監督体制になって出番が激減し、ほとんど飼い殺し状態の香川に同情する日本のメディアの中には<欧州サッカー界でのザックの発言力に期待>とし、日本サッカー協会関係者が「本田のミラン入りをザックが推薦したように香川の出場機会を増やすような圧力を(マンUに)かけて欲しい」とコメントしたという報道もあった。
かつてミランでセリエA優勝を飾ったザックだが、ひと昔前以上の98─99年シーズンのコト。他クラブでの成績はパッとせず、10年8月に日本代表監督に就任した際には「過去の人・ザックにオファーが届くとは!」と現地イタリアで驚きの声が上がった。
そんなザックにプレミアの名門マンUの特定選手の起用法に口を出せるほどの力も権限もあるワケがない。
「ミラン関係者から本田についての問い合わせが入り、ザックが<彼はメンタルも強い。必ずイタリアで成功する>と回答したのは事実。だからといって母国イタリア以外の、それもマンU級のビッグクラブと簡単にコンタクトが取れる間柄でもないし、そもそも日本サッカー協会関係者が<出場機会を増やすような圧力をかけて欲しい>とコメントするなんてあり得ない。サッカー関係者が失笑している」(放送関係者)
プレミア関係者の何人がザッケローニのコトを知っているのか?その特集が読んでみたい。