香川が“復調決勝弾”も…ザック日本はW杯本番へ問題山積

公開日: 更新日:

「ドルトムントでブンデスリーガ2連覇の原動力となった当時の香川は、ボールを受ける前から〈トラップしてドリブルしてシュート体勢に入って狙ったところにシュートする〉というイメージが完璧に出来上がっていました。しかし、前半のプレーが顕著でしたが、〈トラップして抜け出す〉ところまでイメージ出来ても〈シュートして決める〉部分の感覚が欠落している印象を受けました」(現地取材中のサッカージャーナリスト・六川亨氏)

 それでも後半35分、疲労からコスタリカ選手の足が止まり、途中出場のFW柿谷曜一朗とのパス交換から、体勢を崩しながらも泥臭く右足でゴールに流し込み、何とか面目を保った。チームは問題山積ながらも、香川の決勝ゴールが復調の兆しとなれば、それは何よりの収穫だ。

ザッケローニ監督の話「結果はここまで求めてなかったが、コンディションは大事。出場時間など考えながらやった。キプロス戦よりも状態は上がってきた。前半にひとつミスがあったが、コンディションが欠けていた。大切なのは主導権を握りながらサッカーをやること」

香川の話「先制点を奪われたが、逆転で勝ったことはよかった。前半はディフェンスがうまく機能しなかったが、後半は修正ができた。3点取れたのはよかったが、(W杯では)先制点を取られないようにしないといけない」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  2. 2

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 3

    中森明菜が16年ぶりライブ復活! “昭和最高の歌姫”がSNSに飛び交う「別人説」を一蹴する日

  4. 4

    永野芽郁「二股不倫」報道で…《江頭で泣いてたとか怖すぎ》の声噴出 以前紹介された趣味はハーレーなどワイルド系

  5. 5

    永野芽郁“二股不倫”疑惑「母親」を理由に苦しい釈明…田中圭とベッタリ写真で清純派路線に限界

  1. 6

    田中圭“まさかの二股"永野芽郁の裏切りにショック?…「第2の東出昌大」で払う不倫のツケ

  2. 7

    永野芽郁“二股肉食不倫”の代償は20億円…田中圭を転がすオヤジキラーぶりにスポンサーの反応は?

  3. 8

    雑念だらけだった初の甲子園 星稜・松井秀喜の弾丸ライナー弾にPLナインは絶句した

  4. 9

    「キリンビール晴れ風」1ケースを10人にプレゼント

  5. 10

    オリックス 勝てば勝つほど中嶋聡前監督の株上昇…主力が次々離脱しても首位独走