合宿でも絶不調…FW柿谷に影落とす“同期”香川との関係
日本代表合宿リポート
日本代表に抜擢された当時は「1トップの有力レギュラー候補」ともてはやされたC大阪FW柿谷曜一朗(24)。
今季Jリーグで1得点と不調にあえいだこともあって鹿児島・指宿での代表合宿では「何となく影が薄く、本人もチームに溶け込めていない雰囲気が漂っている」(現地取材記者)という。
合宿2日目(22日)も親しげに会話を交わすのはC大阪のチームメートのMF山口蛍(23)、C大阪OBのFW大久保嘉人(31=川崎)くらい。
午後練習が始まる前にリフティングをしながら一緒にアップしたメンバーも、山口以外はFW斎藤学(24)、DF森重真人(27)のサブ組。FWの香川真司(25)や岡崎慎司(28)、MFの遠藤保仁(34)や長谷部誠(30)といった主力組と絡むシーンは少なかった。
■よそよそしいムード
「C大阪の同期・香川の存在が煙たくてしょうがない」とは某用具メーカー関係者だ。
「プロ入りした頃は1学年上の香川よりも柿谷の方が評価が高く、完全にテングになった柿谷は『真司君、ジュース買ってきてよ!』と香川をパシリにしていた。それが今では立場が逆転。マンU香川に頭が上がらなくなり、やりづらくて仕方ない」