ザンビア戦逆転勝利も…日本は“不安材料”抱えたままW杯へ

公開日: 更新日:

 ブラジルW杯本大会前の最後の強化試合・ザンビア戦(米国フロリダ州タンパ=日本時間7日午前8時半開始)で日本代表は4―3で逆転勝利を収めたが、要所に仕上がりの悪さを感じさせた。

 序盤からトップ下のMF本田圭佑がパスミスを連発。攻守ともにリズムに乗り切れない日本は前半9分、右サイドからのクロスのこぼれ球をGK西川周作とDF内田篤人が〝お見合い〟。その間隙をMFカトンゴに突かれて頭で押し込まれた。

 さらに29分、右CKからMFシンカラが右足ダイレクトシュートで追加点。それでも40分に本田がPKを決め、前半を1ー2で折り返した。

 後半28分、日本はラッキー弾で同点に追い付いた。左サイドからFW香川真司がクロスを放り込む。後半から出場のFW大久保嘉人、MF本田らの動きに相手GKが幻惑され、そのままボールがゴールに吸い込まれたのだ。

 そして同30分、後半途中から出場するDF森重真人の絶妙アシストが飛び出した。右ペナルティーエリア外で切り返すと、相手DFのマークを振り切り、ゴール前にグラウンダーのパス。これを本田がスライディングしながら左足で押し込んだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動