アン・ソンジュ衝撃告白 「あと4勝でプロゴルフ辞めます」
――前はあったと……。
「やっぱりありましたね。韓国にいるときは体も同じくらいだったし、よく、『申ジエさんですか?』と間違われたんです。彼女もです。今は2人のイメージは分かれましたが、それでもたまに間違う人はいますね」
――アンさんは米ツアーには行かないのですか?
「生活が合わないんです。時差でアタマがボーッとするし、眠れないんです。食べ物も合わない。パンもダメなんです。それに韓国からも遠い。飛行機に乗るのがイヤなんです。先週ニトリの会場に行くのに東京から千歳まで1時間半ぐらいでしたが、それだけでイヤ。それに、米女子ツアーの選手は冷たい感じがして……私が怖がっているだけかもしれませんが。私一人っ子でしゃべるのが好きだから、米国よりフレンドリーな日本でみんなと頑張りたいです」
――韓国と日本ツアーを比較して何が一番違いますか。
「韓国も以前よりはだいぶよくなってきましたが、日本より足りないところはまだまだ多い。例えば、練習場では芝の上から打てない。マットの上ではショットの感覚がわかりません。それに、先輩プロと回ると雰囲気が暗い。年上の人には『おはようございます』『こんにちは』って一日に何度も挨拶していました。最近はそういうことがあまりなくなったようですが。日本ツアーの選手はみんな明るくて、挨拶もしてくれる。いいプレーには『ナイスプレー』って言ってくれる。すごく感動したんです。韓国で試合に出ると、日本と違うなあっていつも思うんです」