森田理香子「賞金女王」で女子プロのプレースタイルどう変わる?
LPGAツアー選手権リコーカップ最終日は、首位と1打差3位発進の大山志保(36)が1イーグル、6バーディー、2ボギーのベストスコア66で回り、逆転で2年ぶり通算13勝目を地元で挙げた。
ツアー最終戦までもつれた賞金女王レースは、追う横峯さくら(27)がスコアを2つ伸ばして通算3オーバー7位(286万4000円)。森田理香子(23)は1つ落として通算4オーバー12位(136万円)。その差、約130万円と、森田が辛くも逃げ切って初のタイトルを獲得した。
「(タイトル争いは)疲れたし、簡単には取れないと思ったけど、横峯さんからいろいろ学ばせてもらった。課題も増えたので、もう一度いいプレーが出来るように練習します。(初女王は)すごくうれしい。これからのプレッシャーも大変ですが、さらに上を目指して努力していきます」(森田)
■4番アイアン使用はスイング精度が高い証拠
森田は岡本綾子を師匠に持ち、スイングの美しさには定評がある。今季のイーグル数8はランク3位、平均バーディー数は3・4167(ランク4位)と、爆発力もある。