MF陣に負傷者続出 ドルト復帰の香川にかかる大黒柱の重圧
古巣ボルシア・ドルトムントに3季ぶりに復帰した香川真司(25)が、いきなり正念場に立たされそうだ。
ドイツ各紙の予想では、香川の“再デビュー戦”は13日に行われるブンデスリーガ第3節フライブルク戦(ホーム)になりそうだが、途中出場での試運転どころか、先発出場が確実。しかもブンデスリーガの公式サイトが10日、「香川が救世主」とブチ上げるなど、日に日に香川に対する周囲のプレッシャーが大きくなっているのだ。
香川に期待が集まる理由は、ドルトムントMF陣の相次ぐ負傷だ。チームエースのドイツ代表ロイス(25)が、ユーロ2016予選のスコットランド戦で左足首じん帯を部分断裂し、4週間の離脱。ブワシュチコフスキ(29)も肉離れで4週間離脱が決まったばかり。
香川のライバルと目されていた同じ復帰組のシャヒン(26)も、当初3週間と診断された左膝の負傷が重傷で9月初旬に手術、復帰は早くて2カ月後といわれる。香川を「親友」と呼ぶギュンドアン(23)も6月に手術した腰の負傷が癒えず、フライブルク戦の欠場が決まっている。