バーゼルがCL初戦でレアルに惨敗 柿谷は自信喪失の危機
スイス1部バーゼル入りした日本代表FW柿谷曜一朗(24)は、CLグループリーグ初戦でレアル・マドリード(スペイン)攻撃陣の凄さをベンチで見せつけられた。
前半14分にバーゼルのオウンゴールで先制したレアルは30分、クロアチア代表MFモドリッチのパスに反応したウェールズ代表FWベイルが、飛び出してきたGKの頭越しにボールを浮かせ、そのまま落下地点に猛然とダッシュ。利き足の左足アウトサイドにチョコンと当てて2点目を決めた。
その1分後、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが追加点を奪い、さらに36分にはブラジルW杯得点王の新加入FWロドリゲス(コロンビア代表)が4点目。千両役者の競演にバーゼルのベンチは呆然である。
前半で大量リードを奪われたバーゼルは逆にリラックスできたのか、柿谷も後半19分に交代出場した際は、緊張したそぶりも見せず、所定の3トップ左に入った。
レアルの左CKの流れから自陣左サイドで「CL初タッチ」。そこから味方選手とのワンツーで相手陣地に入り、30メートルの距離から右足ミドルシュート。DFにボールが当たって威力が弱まり、レアルのスペイン代表GKカシージャスに難なくキャッチされてしまった。