今年も巨人キャンプに…ゴジラ松井秀喜「宮崎の憂鬱な夜」

公開日: 更新日:

 何とか顔を出してくれる──。昨春、キャンプで巨人の臨時コーチを務めた松井秀喜(40)が、今年は2月3、4日に視察する。当初は難しいとみられていたため、声をかけ続けていた巨人にとっては、たった2日間でもラッキーである。

 もっといればいいのに──なんて声はヤボ。松井は忙しい。翌5日からはDeNAの沖縄キャンプ視察のため、宮崎を離れる。

 巨人の白石オーナーら幹部は「次期監督有力候補」と公言してはばからない。煮え切らない松井を口説くため、巨人が時間を有効に使いたいと考えるのは当然だろう。

 昨年のキャンプ中に、白石オーナーは原監督を交え、松井と会食した。先日のスタッフ会議でも「そういう機会があればありがたい」と話していた。

 今年も松井の日程に合わせ、幹部陣がまたぞろ宮崎入りし、「首脳会談」が開催される可能性はある。この席で再度「次期監督」を打診されるかもしれない。打診されなくても、会食だけでも十分プレッシャーになる。松井が憂鬱なのは、まさにこれだろう。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…