ハリル氏を一蹴…本田「岡田さんでもいい」発言の真意と思惑

公開日: 更新日:

 セリエA・ミランMF本田圭佑(28)は、日本時間1日午前4時45分キックオフのキエーボ戦に後半から登場。クロスバー直撃のシュートを放つなど奮闘したが、結局スコアレスドロー決着。序盤7試合で6得点を決めた後、無得点が続いて批判を浴びせる地元メディアをこの日も黙らせることは出来なかった。

 試合後に「日本代表の後任候補ハリルホジッチは、アルジェリア監督でブラジルW杯でドイツと好勝負を繰り広げた。覚えていますか?」と聞かれて「いや、覚えていない」と返答。「印象は?」については「全然ない」。何とも素っ気ないが、先月22日に興味深いコメントを残している。

「日本代表の次期監督について動向を気にしていますか?」という質問に「はい、もちろん」と返答。続いて「欧州人監督がいいと思いますか?」に対して「別に日本人でもいい。やる気があるなら岡田さん(元日本代表監督の岡田武史氏)でもいい」と発言した。

「後任候補のハリルホジッチは、12日のサッカー協会理事会で正式に承認され、27日のチュニジアとの親善試合で指揮を執る公算も出てきた。それだけに本田の“岡田さん発言”の意図は何か? 大きな注目を集めている」(マスコミ関係者)

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…