選手と衝突したら修復不能 ハリル氏の“気難しすぎる性分”
日本サッカー協会は近日中にも、リストの1番手に載せるハリルホジッチ氏(62=ボスニア・ヘルツェゴビナ)と接触、正式に代表監督就任を要請することになった。
アルジェリア代表監督として昨年のブラジルW杯ベスト16に導いた手腕が評価される一方、さまざまなメディアでその人間性も紹介され始めている。共通するのが、「頑固で気難しい」という性格。サッカー専門サイト「Goal.com」では、こんな証言、エピソードが紹介されている。
〈監督としてはとても献身的だが、頑固な面もある。自分の考えをしっかり持っており、誰にもそれを邪魔させない。(中略)ワールドカップの直前でさえ、アルジェリア協会と議論になった〉
〈選手と衝突したら、決して元の状況に戻ることはないことは忘れてはいけない。強い個性の持ち主で、選手にがっかりさせられることを嫌う〉
11年にクロアチアのザグレブを、14年にトルコのトラブゾンスポルを去っているが、いずれも契約期間を残しての退団。クラブ上層部との衝突が原因といわれている。