ハリルホジッチ氏有力 “オシム人脈”が日本代表にお得な理由
日本サッカー協会の大仁邦弥会長(70)が23日、次期日本代表監督選びについて「だいぶ進んでいる」と手応えを口にした。
後任監督の選定を任された霜田正浩技術委員長(48)は2週間、欧州に滞在して21日に帰国。同日夜に技術委員の6人、前技術委員長の原博実専務理事(56)の計7人が極秘ミーティングを開催。「後任候補は5、6人といわれていたが、どうやら3人に絞られたみたいで、そのうち2人はイビチャ・オシム元監督(73)の人脈」と、あるマスコミ関係者がさらにこう続ける。
「霜田委員長は欧州歴訪中に複数の代理人やサッカー関係者と合流。ある日本人関係者の手引きでオシム元監督の長男で元千葉監督のアマル氏とコンタクトを取り、そのアマル氏経由でオシムに後任を推薦してもらった」
■2人の有力候補はすでにW杯監督を経験済み
まずはボスニア・ヘルツェゴビナ代表を率いて14年ブラジルW杯に出場したサフェト・スシッチ氏(59)。選手として90年W杯に出場(当時はユーゴスラビア代表)。その時の監督がオシム氏だった。