香川がトップ下希望明言 ハリル“再生工場”で自信回復なるか
代表チームに合流した香川は、珍しく「トップ下をやりたい」とハッキリ口にした。ザッケローニ元監督時代は2列目の左を、アギーレ前監督時代には左のインサイドハーフをやらされ、何のインパクトも残せなかった香川にとって、ドルトムント2連覇当時のトップ下でプレーしたいというのは本音だろう。
「ハリルホジッチの弁ではないが、今の香川に必要なものはという自信です。自信を持たせるにはどうするか? ゴールやアシストなど結果を残す。残すためにはどうするか? 得意のポジションのトップ下でプレーさせる――。これが香川再生のキモとなる。ハリルホジッチは香川をトップ下で自由にプレーさせるべきだし、実際にそうすると思います」(現地取材中のサッカージャーナリスト・六川亨氏)
大分合宿3日目の25日は、選手が3組に分かれてウオーミングアップを兼ねた「8対2」のボール回しを行い、ランニングを終えた時点で非公開となった。この日は背番号が発表され、攻撃の中心選手に与えられる「10番」を継続することになった香川は、公開された冒頭15分の間もアクティブに動き回っていた。
香川は復活を遂げるのか? まずは新指揮官のお手並み拝見である。