悲願のグランドスラムにあと1つ…ミケルソン初日14位タイ
全米オープンのタイトルを取れば、キャリアグランドスラム(マスターズ3回、全英、全米プロ各1回)を達成するミケルソン(45)。
前半は3アンダーまでスコアを伸ばし、一時はトップに立ったが、バンカーにつかまった13番、14番で連続ボギーとし、1アンダー14位タイでホールアウトした。
「全米オープンの初日はいつも神経質になる。今日はアンダーパーで回ったので満足している。グリーンのスピードは一定ではなかった。1メートルから3メートルのパットをうまく決めることがポイントになるだろう」
2年前の大会では、1アンダーの単独首位でスタート。2打スコアを落とし、J・ローズに逆転負け。6度目の2位に終わった。
「このコースは、いつもより(第1打の)ミスが許容される」というミケルソンのデータを見ると、ドライバーの平均飛距離は297.1ヤード(28位)、フェアウエーキープ率57%(153位)、パーオン率62.3%(169位)。やや難のあるドライバーショットの曲がりは、得意のショートゲームでカバーするつもりだが、16日で45歳になった。
偉業達成は今年が最後のチャンスかもしれない。