松山は全米OP26位タイ発進 「イラッと」するも無難にプレー
たった1つのミスが命取りになる――。だから一打一打、カップインするまで、世界のトッププロですら一瞬たりとも気が抜けないのがメジャーの戦いだ。
今大会は全米オープンでは珍しいリンクスコースで行われている。荒涼とした会場は、まるでスコットランドで行われる全英オープンのようだ。
今季米ツアー16試合に出場してトップ10が8度、フェデックスランク9位と安定した成績を残している松山英樹(23)は、世界ランク首位のR・マキロイ(26)や同2位のJ・スピース(21)とともに優勝候補の一人に挙げられている。
今季マスターズに勝ったライバルのスピースも「マツヤマは勝つ可能性が高い」とコメントして俄然、注目が高まった。
■ティーショットは完璧
「全体的に無難なプレーだった」(松山)と振り返ったように、イン発進の前半は11番3.5メートル、16番2.5メートルとバーディーチャンスをモノにして2アンダー。一時首位タイグループに並んだ。