ウッズ無残10オーバー152位T 全米OP「自己ワースト」更新

公開日: 更新日:

「3度勝っている試合。もちろん勝つために来た。(2週間前、自己最悪の85をたたいたのは)スイング改造中のプロセスだ。悪い癖が出てしまうことがあるだけ。良い方向に向かっている」

 大会前、こう強がっていたT・ウッズ(39)だったが、初日はボロボロだった。

 出だしの1番でフェアウエーからの2打目を深い右ラフに入れてボギーとすると、フロント9は39。バック9も11番から3連続ボギー。続く14番は70センチのパットを外してトリプルボギー。18番も第2打を「チョロ」して3メートルの深いバンカーに入れてボギー。フェアウエーキープ率43%、パーオン率50%で「80」。アマ時代の今大会自己ワーストの「77」を更新した。

 史上最年少の21歳でマスターズを制し、ニクラスに次ぐ歴代2位のメジャー14勝を挙げた怪物も、09年の不倫スキャンダルや離婚、故障などで大スランプに陥った。ツアーに復帰してもかつての輝きは戻らず、過去3勝の今大会でもこの有様。

 メジャーどころか、PGAツアーで戦うのも厳しいと言わざるを得ない。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…