今季未勝利の松山英樹 「部門成績」に出た王者スピースとの差
【ツアー選手権】
ジョーダン・スピース(22)がプレーオフ最終戦を制し、史上最年少で年間王者に輝いた。
8アンダー単独首位発進の最終日は2番バーディー先行も、5番、6番と連続ボギー。それでも8番6.5メートル、9番6メートルの連続バーディーパットを決めて、スコアを1つ伸ばしターンした。
後半は10番ボギー、11番バーディーの後はパープレーを続けて69で回り、2位に4打差をつける楽勝だった。
今季はメジャー2勝を含む4勝をマークしてプレーオフに乗り込んだが、1戦目、2戦目と連続予選落ち。そこからの修正は見事だった。
一方、10位発進の松山英樹(23)はアウト4バーディー、2ボギーとスコアを2つ伸ばしてターン。ところがインは1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーと前半の貯金を全部吐き出して70で回り、通算イーブンパー12位フィニッシュ。今季は未勝利、年間ポイントランクは16位に終わった。
松山とスピースは昨季まではツアー1勝同士と対等だったが、今季になって大きな差をつけられてしまった。