サッカー専門家が厳選 リオ五輪OA枠で招集すべき“3選手”

公開日: 更新日:

 日本サッカー協会(JFA)の霜田強化担当技術委員長が19日、リオ五輪の本大会で23歳以下の年齢制限のないオーバーエージ枠(3人)について「メダルを狙う以上、OA枠を使わない手はない」とコメント。人選については「現時点では海外組を含めてまったくやっていません。4月のドローで対戦相手が決まってから人選する」と明言した。

 リオ五輪予選を突破した後、海外組の日本代表MF本田、香川、FW大迫、国内組からはG大阪FW宇佐美らの名前が挙がっているが、サッカージャーナリスト・六川亨氏が「生粋の点取り屋として、13年から3年連続Jリーグ得点王の川崎FWの大久保(33)は外せない」とさらに続けた。

「その大久保に決定的なパスを繰り出す選手として、昨季JリーグのMVP・広島MF青山(29)も入れたい。ボランチの位置から、前線に良質のラストパスを出せる。所属する広島では、昨季J1・J2通算200ゴールの偉業を達成したFW佐藤と絶妙コンビを組んでおり、佐藤とプレースタイルの似ている大久保とのマッチングは、そんなに時間はかからないでしょう。あとひとりは大久保のチームメートで川崎MF谷口(24)です。谷口はCB、リベロ、ストッパー、SB、ボランチと守備的なポジションはすべてこなせ、非常にユーティリティー性の高い選手です。プロ2年目の昨季は、公式戦全試合に出場して6月には日本代表デビューを飾った。複数ポジションを任せられる選手は、本大会中にケガ人などが出た場合、本当に頼りになります」

 五輪代表を率いる手倉森監督、いかがですか?

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…