手倉森監督はもう決めている…リオ五輪「OA枠」3人の名前

公開日: 更新日:

 リオ五輪出場を決めた手倉森ジャパン。

 凱旋帰国は1月31日深夜にもかかわらず、成田空港ロビーはサポーター500人に大勢の報道陣でごった返し、手倉森監督や選手たちは、満面に笑みを浮かべながら“花道”を堂々と歩いてヤンヤの喝采を浴びていた。

 もっとも、笑っていられるのも帰国した日までだっただろう。五輪サッカーの予選には、五輪開催前年の12月31日時点で23歳未満という年齢制限があるが、本大会では年齢制限なしの選手を3人登録できるオーバーエイジ枠(OA)がある。本大会で勝ち上がってメダルを獲得できるかは、OA選手たちの活躍にかかっているともいえるからだ。

 ちなみに五輪予選の選手登録は23人。本大会は5人減って18人。これにOA3選手が加わるとなると、実質的に23歳未満は15人になる。今回の予選を必死に戦った23人は、戦々恐々としているところなのだ。

 そんな選手の気持ちを知りつつ、「豪放磊落な雰囲気を醸し出しながらも、かなり用意周到なタイプ」(サッカージャナリスト)の手倉森監督は、誰をOA枠として招集するのか、ほぼ確定しているという。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…