プレーオフ7勝1敗 優勝イ・ボミと日本女子と「決定差」とは
【PRGRレディス】
4ホールに及ぶプレーオフを制したのは、昨年の賞金女王だった。
試合は通算8アンダーでイ・ボミ(27)、柏原明日架(20)、飯島茜(32)の3人が並び、プレーオフになった。18番パー4で行われた1ホール目はピン位置が本戦と変わらず。柏原がピンそば1メートル、飯島は2メートルの好位置につけたが、2人ともバーディーを決められず、2ホール目に突入。カップ位置が切り直された2ホール目、3ホール目でも勝負がつかず、4ホール目へ。この時に2度目のカップ切り替えが行われた。日本人プロ2人はカートで18番ティーへ移動したが、イ・ボミだけはグリーンそばに残り、カップを切る様子をじっと見守っていた。
そして、4ホール目でピン上3メートルからバーディーパットをねじこんだイ・ボミが今季初優勝を遂げた。
イ・ボミは本戦18番でティーショットを右に大きく曲げるミスを犯している。しかし、ツマ先上がりのラフから2打目をピンそば30センチにつけるスーパーショットでバーディーを奪った。この日は1番ホールに続く2つ目のバーディーで、先にホールアウトした2人に追いついたのだ。