塚田Vで6年連続 「ツアー選手権」から初優勝者が出る理由
【日本ゴルフツアー選手権森ビルカップ】
プロ9年目の塚田陽亮(31)が最終日に7バーディー、2ボギーのベストスコア66をマークしてツアー初優勝を果たした。これで今大会は、2011年から6年連続で初優勝者が出たことになる。
では、ベテランと呼ばれるプロたちはどうだったのか?
ツアー11勝の谷原秀人(37)は15番パー5でイーグルを奪って首位に並んだが、続く16番パー3が3パットボギー。17番パー4はティーショットが左ラフにつかまり2打目はレイアップ。だが3打目をピンそばに寄せられず連続ボギーとして優勝争いから消えてイーブンパー3位。
後半に入ってもV圏内につけていたツアー19勝の谷口徹(48)は17番でドライバーを右に曲げてOBとしてトリプルボギー。通算4オーバー10位だった。
今季、日本選手でただひとり勝ち星を挙げて、ツアー14勝の池田勇太(30)は通算10オーバー30位と上位争いにも加われなかった。2ケタも勝っているのに、そろいもそろってボロボロだったのはなぜか。