リオ辞退ほのめかした松山に「プロの使命」と出場望む声
【ザ・メモリアルトーナメント】
2年前に米ツアー初優勝を挙げ、昨年も上位争いを演じて3打差5位と松山英樹(24)にとって相性がいい今大会。
今週の優勝候補2番手に挙げられたが、初日は3バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの74で回り、2オーバー、105位と大きく出遅れた。
大会直前に、「僕は出るとも出ないとも言っていない。それは本当にギリギリにならないと分からない」と五輪辞退をほのめかし騒ぎになったからか、試合に集中できていなかった。
すでにA・スコット(豪)、S・ガルシア(スペイン)、L・ウェストヘーゼン(南ア)、S・シュワーツェル(南ア)という世界のトッププロが続々と不参加を表明し、R・マキロイ(北アイルランド)も態度を決めかねている。そんな状況に松山も心配になったようだ。
現地で流行するジカ熱に「誰からも情報が入らない。そんな状態で行けと言われても不安」と心が揺れ動いている。
■海外では辞退選手に批判集中