凡プレー連発 “世界で戦う気がない”男子ツアーの低レベル
【ミズノオープン】
日本人だけでなく韓国人もニュージーランド人も、日本ツアーでプレーする連中はみんなゴルフが下手、というのがよくわかった。
金庚泰(29)が最終日にスコアを1つ落として逃げ切り、今季3勝目を挙げた男子大会。同じ最終組の李尚熹(24)は最終18番で短いバーディーパットを決められずにプレーオフ進出を逃し、ニュージーランド人のM・ヘンドリー(36)は後半に3つもスコアを落として自滅。金も18番で得意の3番ウッドを手にしながら右に大きく曲げてパーセーブがやっとだった。雨が降ったとはいえ、「ホントにプロなの?」と疑いたくなるほど見どころゼロ。いつも外国人に優勝をさらわれる日本人プロは、もっと下手ということになる。
評論家の宮崎紘一氏がこう指摘する。
「金はかつて米ツアーに挑戦したが、まったく歯が立たずにしっぽを巻いて日本ツアーに舞い戻った選手。そんな金でもすでに3勝を挙げたのは、まわりの選手が大したことがないからです。手に汗握るドラマもなく、これでは入場料をとって観客に見せる試合とは言えない。日本ツアーは海外で通用しないプロの集まりだから仕方ないとはいえ、勝てば2000万円、2位でも720万円がもらえるとわかったら、汗水流して働いても長引く不況から給料が一向に上がらないサラリーマンは頭にきますよ」