攻撃陣に心配の種…リオ五輪FW久保「右ヒザ痛」の深刻度
リオ五輪に出場する五輪代表は21日、ブラジル行きの経由地ロンドンでザルツブルク(オーストリア)所属のFW南野拓実、アーセナル(イングランド)に移籍したFW浅野拓磨と合流し、合宿地のブラジル北東部アラカジュに移動した。
当地で28日まで合宿を行うが、登録選手18人の中でヤングボーイズ(スイス)FW久保裕也は予定よりも合流が1週間遅れ、合宿最終日の28日にブラジルに到着する予定となっている。ヤングボーイズは26日、欧州CL予選3回戦第1レグに出場。レギュラー選手の久保はCLに出場してからブラジルに渡るが、その久保の周辺で「コンディション不良に苦しんでいる」という情報が流れている。
久保は4月、国内リーグ戦で右ヒザを痛め、5月下旬にフランスで行われたトゥーロン国際大会は「下半身の違和感」を理由に参加を辞退した。
「なかなか右ヒザ痛が完治せず、90分フル出場は厳しく、半分の45分が限度ともっぱら。南野に背番号10のMF中島翔哉や背番号9のMF矢島慎也といった攻撃系選手たちと長く一緒にプレー、コンビネーションの取れている久保が、万全の状態で五輪本大会を迎えられないとなると、攻撃面で大きなハンディを抱える」(マスコミ関係者)
「メダルを狙う」と公言している手倉森監督も頭が痛いところである。