日本女子OPは高3畑岡V アマ快進撃の背景に練習環境激変
【日本女子オープン 最終日】
高3の畑岡奈紗が、女子ゴルファー日本一を決める本大会を17歳263日の史上最年少記録で、初のアマチュア優勝を飾った。
最終組から4組前でプレーしてベストスコア68をマーク。並み居るプロを押しのけての大逆転劇だった。4打差5位タイ発進の最終日は、折り返して10番、12番、13番の3バーディーで通算4アンダーに伸ばして単独トップ。ところが16番パー3の3パットボギーで堀琴音(20)、李知姫(37)が首位に並ぶ混戦になった。
同組の李が17番ダブルボギーで脱落。堀が14番でバーディーを決めて2位に後退するも、最終18番では池に向かって下りの難しい4メートルのバーディーパットを決めて再び首位タイに浮上。先にホールアウトした。そして堀が17番ボギー、18番のバーディー逃しで勝利が飛び込んだ。
女子ツアーでアマの優勝は大昔には清元登子(1973年)がいたが、宮里藍(03年ミヤギTV杯)、キム・ヒョージュ(12年サントリーレディス)、勝みなみ(14年KTTバンテリン杯)と最近では珍しくなくなった。