松山&石川ペアはV候補2番手 評論家注目は「2人の呼吸」
【ゴルフW杯】
世界28カ国、56選手が出場するゴルフW杯が24日、3年ぶりに開幕。日本代表として2002年大会以来3度目の優勝を目指す松山英樹(24)、石川遼(25)ペアに注目が集まる。
松山は世界ランク6位と出場選手の最上位で、直近4戦成績が優勝、2位、優勝、優勝と絶好調なこともあり、地元豪州に次ぐ優勝候補に挙げられている。
すでに1週間前の18日には会場入りして、2人でコースを念入りにチェックしている。
評論家の菅野徳雄氏が「中村寅吉、小野光一ペアで初めて日本が勝った時は、1カ月前からゴルフ場で合宿をして、芝目をすべて頭に入れていた。また、当時ドライバー飛距離230ヤードと飛ば
なかった寅さんは、傾斜を利用して距離を稼ぐにはどこを狙えばいいのか、攻略ルートを小野さんから教わって優勝につなげた。つまり、2人の呼吸がどれだけ合うかがキーポイントになる」と指摘する。
だが、石川遼は世界ランク100位と、松山とは実力差がある。