いまや業師は皆無 日本女子プロ“レベル低下”に2つの要因

公開日: 更新日:

 最近の女子プロのルックスは男性ファンにとってもうれしいが、岡本綾子や大迫たつ子、涂阿玉といった、かつてツアーを盛り上げたような業師は皆無だ。

 今季の女子プロツアーは38試合、賞金総額は5年連続史上最高額の37億1500万円だ。トーナメントの冠スポンサーになりたい企業が順番待ちしている状態だ。そんな金満ツアーだから、02年までは1億円以上の賞金を手にした選手は00年の不動裕理(40)だけだったが、昨年は5人が1億円プレーヤーになっている。15年賞金女王のイ・ボミは約2億3000万円も稼ぎ出した。

 今季9試合目にして、外国人選手は早くも5勝目。下手な日本選手は優勝できなくても、用具とスポンサーのおかげでガッポリ稼げるのだから、生まれた「時代」に感謝するべきだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が戦々恐々…有能スコアラーがひっそり中日に移籍していた!頭脳&膨大なデータが丸ごと流出

  2. 2

    【箱根駅伝】なぜ青学大は連覇を果たし、本命の国学院は負けたのか…水面下で起きていた大誤算

  3. 3

    フジテレビの内部告発者? Xに突如現れ姿を消した「バットマンビギンズ」の生々しい投稿の中身

  4. 4

    フジテレビで常態化していた女子アナ“上納”接待…プロデューサーによるホステス扱いは日常茶飯事

  5. 5

    中居正広はテレビ界でも浮いていた?「松本人志×霜月るな」のような“応援団”不在の深刻度

  1. 6

    中居正広「女性トラブル」フジは編成幹部の“上納”即否定の初動ミス…新告発、株主激怒の絶体絶命

  2. 7

    佐々木朗希にメジャーを確約しない最終候補3球団の「魂胆」…フルに起用する必要はどこにもない

  3. 8

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  4. 9

    フジテレビ「社内特別調査チーム」設置を緊急会見で説明か…“座長”は港社長という衝撃情報も

  5. 10

    中居正広「女性トラブル」に爆笑問題・太田光が“火に油”…フジは幹部のアテンド否定も被害女性は怒り心頭