引退効果で集客増 宮里藍にすがるゴルフ界のスター不在
「朝早いスタートなのにたくさんの方がコースに足を運んでくれてすごくうれしかった」
今季限りの引退を発表した宮里藍(31)を一目見ようと多くのギャラリーが殺到した。
この日の入場者数は6735人と昨年大会より3490人も多かった。
すでに当日券(予選3000円、決勝4000円)は数に限りがあり、来場しても入場できない可能性もあると告知しているが、「公表していませんが、初日の当日券販売枚数は昨年よりも3~4倍多い」(主催者)。ゴルフ大会で入場制限すること自体珍しい。それだけ藍ちゃんの引退効果が出ているのがよくわかる。
「当日券販売は、木曜と金曜は各日8000人、土曜日と日曜日は同1万2000人の来場者数をめどに制限していく予定です。それは選手のプレーに支障がなく、ギャラリーの安全や楽しく観戦してもらうためです」(主催者の話)
引退会見前に藍が出場した5月のワールドレディス・サロンパス杯は大会史上最多の4万1484人が来場。女子ツアー歴代最多記録も藍が優勝した2005年日本女子オープンの4万8667人。この時の「最終日の当日券が足りず、スタッフがコピー機をフル稼働して刷った」(関係者)珍事は今でも語り草になっている。