世界ランク2位の松山英樹 全英OP“6番手予想”のシビアな目

公開日: 更新日:

 全米OPの松山は、日本ゴルフ界悲願のメジャー優勝にもう一歩というところまで迫ったことで、ファンもマスコミも全英に大きな期待を寄せているが、松山は今季のメジャーでは初日の出遅れが目立ち(マスターズ54位、全米OP82位)、パットも安定しない。

「米ゴルフマスコミは、優勝争いと関係のない最終日に好スコアを出して上位フィニッシュしても評価しません。松山の全米オープンのプレー内容を冷静に分析したら優勝争いはしていなかったと見ている。ブックメーカーのオッズ担当者も同じでしょう。だからWR2位でも優勝予想のオッズは高く(低評価)なるのです」(米ツアー記者)

 今年の舞台となるロイヤルバークデールGCは1889年に開場された名門コース。重い強風に、狭くて深いポットバンカー、リンクスでは少ない起伏のあるグリーンは、全英の開催コースとしては屈指の難易度を誇る。前回大会(08年)のP・ハリントンの優勝スコアは3オーバー。予選カットラインは9オーバーだった。優勝予想の「専門家」たちは世界2位といえども、経験不足の松山が優勝する可能性は、6~9番手がいいところと見ているのだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出