松山が米ツアー5勝目 圧巻逆転劇の背景に“パットの覚醒”

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 そんな慎重さも最終日の好スコアにつながったともいえる。

■平均パット数は4日間ベスト

 最終日のベストスコア61は、ボギー数を初めてゼロに抑えた。フェアウエーキープ率こそ50%だが、パーオンを逃したのは2ホールだけ。平均パット数1.438も4日間のベストだった。

 もっとも日本人最高の世界ランク2位の実績があり、米ツアートップクラスの実力の持ち主だ。ポイントランキングでも再び首位に返り咲き、来週開幕する、今季メジャー最終戦の全米プロゴルフ選手権(10日開幕・米ノースカロライナ州・クエール・ホローC)にも弾みがつく。

「これまでに何人もの日本人が全米プロ優勝にチャレンジして、タイトルが取れなかった。来週もいいプレーをして勝ちたい」と言った松山。日本人初のメジャー制覇がまた一歩近づいたか。

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