WGCよりグリーンは高速…松山の全米プロVはパターがカギ
今大会のバミューダ芝は米南部やハワイなど温暖な地域で採用されている芝で、BS招待が行われた米北部オハイオ州のベント芝とは転がりが違う。
「松山はアリゾナで行われたフェニックス・オープンで2年連続優勝を遂げている。芝質はやや異なるもののグリーンはバミューダ芝で、使用パターはピン型だった。松山にとってはバミューダ・グリーンではピン型パターの方が相性がいい。しかし、先週からの勢いでマレット型を使ってチャンスパットを何度も外せば、グリーン上で悩みだすはずです。狙ったラインに対するタッチを信じることができなくなれば勝負になりません」(前出の吉川氏)
今大会は、全英オープンに優勝したJ・スピース(24)のキャリアグランドスラム達成がかかっているが、それより国内のファンが気になるのは松山のプレーぶりだ。初日はE・エルス、Ⅰ・ポールターと同組で日本時間10日午後8時45分にスタートする。