2日目は首位と6打差に後退…松山英樹がハマった17番の罠
【全英オープン 2日目】
首位と3打差、2アンダー12位発進の松山英樹(25)が17番(パー5)の罠にはまった。
スタート時の2アンダーにスコアを戻して迎えた17番。ドライバーで打った第1打を左セミラフへ。第2打は目の前のマウンドが邪魔になりグリーンは見えない。いったんマウンドに登ってグリーン方向を確認しアイアンで狙ったボールは左サイドのブッシュの中に入ってしまう。松山はアンプレアブルを宣言せず、木の枝の中に背中だけ入れて脱出を試みたが、テークバックがとれない状態から打ち出されたボールは約7メートル前方の舗装されていないカート道に転がっただけ。ピンまで約100ヤードの第4打はグリーン奥に転がり落ち、第5打はピンを6メートルオーバーと寄らず、ボギーパットも外す。この大会初のダブルボギーでイーブンパーまでスコアを落とした。
「しんどかった。17番の2打目は引っ掛けてしまった。4打目がもったいなかった。明日もいいプレーをしないと上位にいけない。天候次第だが、5アンダーくらいを目指したい」(松山)