キューバ戦で勝ち越し犠飛も 清宮「全然だめ」と反省の弁
清宮が主砲の意地を見せた。
「4番・一塁」でスタメンに名を連ねた3日(日本時間4日)のU18W杯のキューバ戦。同点に追い付かれた直後の三回だった。無死二、三塁から相手バッテリーは3番・安田(履正社)を敬遠して清宮との勝負を選択。目の前で歩かされる屈辱をバットで晴らした。
清宮は相手の先発右腕チーにフルカウントまで粘ると、高めの直球を捉えて勝ち越しの右犠飛を放った。その後は2番手左腕オスカルの変化球にタイミングが合わない。第2戦に続いて快音は響かず、3打数無安打に終わるも、2犠飛で2打点をマークして主砲として最低限の働きを見せた。
キューバを7―2で下し、2勝1敗とした日本は4日(日本時間5日)にオランダと対戦する。
▽清宮のコメント
「全然だめです。自分の調子が悪い時の自分が出ている。体が開きまくって、全然分からなくなっている」