大迫のW杯にも影響必至 ハリルを悩ます独ケルンの絶不調

公開日: 更新日:

 日本代表ハリルホジッチ監督の悩みの種といえば、代表FW大迫勇也がプレーしているケルンの絶不調ぶりである。

 代表では1トップのレギュラーとしての地位を固めている大迫だが、ケルンは今季リーグで8試合を消化して1分け7敗(3得点、17失点)。最下位の18位に低迷中だ。

 大迫自身のパフォーマンスは悪くない。

 日本時間20日午前2時キックオフの欧州リーグ(EL)のバテボリソフ(ベラルーシ)戦でも1トップから両サイド、さらには中盤の底まで下がって孤軍奮闘。後半の7分、17分、43分と味方のシュートをお膳立て。

 しかしシュートがGKの正面を突く不運もあってボール支配率59%(相手41%)、シュート数17本=枠内8本(相手10本=3本)と優勢に試合を進めながら、結局0―1の敗退に終わった。

「ストライカーには『試合に出続けてゴールを決める』ことで好調を維持するタイプが多い。リーグは最下位、ELは3連敗と不調のケルンでプレーしているうちに大迫までも調子を落とし、ちょうどロシアW杯本大会の時期に“使い物にならなくなっている”可能性もある」(サッカー記者)

 ハリルホジッチ監督の悩みは尽きない――。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇