ライバル宮里を応援…大会に水差した小平智に識者が苦言
【ゴルフ日本シリーズJTカップ】
首位タイ発進の宮里優作(37)が1イーグル、6バーディーの62で回り、2位に6打差をつける通算15アンダーで今季4勝目をマーク。最終戦で小平智(28)を逆転して、初めて賞金王に立った。
選手会長の賞金王は史上初とメディアは大騒ぎだが、その一方でギャラリー数は過去10年間で最も少なかった。
この日は好天にもかかわらず7514人と、最少だった13年大会の8065人(曇天・宮里優作優勝)を下回った。
4日間でも今年は1万6313人。13年大会の1万8897人より少ない。ちなみに藤田寛之が勝った10年大会がもっとも多く最終日1万7070人、4日間3万7485人だった。この年の藤田は賞金ランク2位につけてマスターズからも初めて招待された。「中年の星」と呼ばれるなど、しぶといプレーがサラリーマンの共感を集めた。
あれから7年間で6割近くもギャラリーが減ったわけだ。評論家の菅野徳雄氏が「男子プロに魅力がなくなったからでしょう」とこう指摘する。