ショット乱れ84位T 松山英樹に囁かれる長距離移動のツケ
【ファーマーズインシュランス】
「ショットは話にならないくらい悪い」
初日イーブンパー84位タイと出遅れた松山英樹(25)だ。今年、自身初の米本土戦になる。
フェアウエーをキープしたのは6ホール(42.86%=ランク98位)だけで、パーオンは7ホール(38.89%=同154位)。これでは「今日のようなゴルフでは苦しい」と本音が出るのも仕方ない。
日刊ゲンダイで連載する佐藤信人プロは「フェアウエーキープ率の改善がメジャー優勝のカギとなる」と指摘したが、昨季の58.61%よりもデータが悪い。ただ、「2週間の休みがあったからお疲れなんじゃないか」(ゴルフ記者)という声もある。
「松山はこれまでも度々、隠密に帰国している。ハワイで行われたチャンピオンズに出場してから、米拠点のフロリダに戻らずにいったん帰国して家族サービスをしたと思う。それで日米間の長距離移動から体への負担が大きく、スイングに影響が出ているのかもしれない。試合の中での修正能力が高いので心配はないでしょうが」と言う。
次戦は3連覇のかかるフェニックス・オープン(2月1日開幕)。それまで慌てずにじっくり調整すれば何の問題もないか。