松山英樹の左手親指のケガは彼のグリップにも原因がある
松山英樹が大ピンチだ。
左手親指付け根の痛みが再発し、「クラブを振ると今までにない痛みを感じる」ということで、ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンを途中棄権した。
左手親指付け根の痛みはプロゴルファーの職業病のようなものだといわれている。ジャンボ軍団の高見和宏も左手親指の痛みに苦しめられたひとりだ。
1995年のPGAフィランスロピーに勝った後、痛みをこらえて試合に出ているうちに左手親指の腱を断裂し、戦列から離れざるを得なかった。
手術をした後、シニアツアーに入ってからファンケルクラシックで優勝している。
米ツアー3勝の丸山茂樹も左手親指付け根の痛みのためにアメリカから撤退せざるを得なかった。
日本ツアーに復帰した2009年に日本シリーズを制した後は戦列を離れて手術をしており、左手親指をシャフトから外したベースボールグリップによってシニアツアーに備えている。