著者のコラム一覧
菅野徳雄ゴルフジャーナリスト

1938年生まれ。岩手県出身。立教大卒。1964年からゴルフ雑誌の編集にたずさわり、中村寅吉をはじめ、河野高明、安田春雄、杉本英世、尾崎将司など、数多くのトッププレーヤーを取材。わかりやすい技術論と辛口の評論で知られる。「ゴルフ・トッププロのここを学べ」「ゴルフスウィングの決め手」「即習ゴルフ上達塾」などの著書がある。

松山英樹の左手親指のケガは彼のグリップにも原因がある

公開日: 更新日:

 松山英樹が大ピンチだ。

 左手親指付け根の痛みが再発し、「クラブを振ると今までにない痛みを感じる」ということで、ウェイスト・マネジメント・フェニックス・オープンを途中棄権した。

 左手親指付け根の痛みはプロゴルファーの職業病のようなものだといわれている。ジャンボ軍団の高見和宏も左手親指の痛みに苦しめられたひとりだ。

 1995年のPGAフィランスロピーに勝った後、痛みをこらえて試合に出ているうちに左手親指の腱を断裂し、戦列から離れざるを得なかった。

 手術をした後、シニアツアーに入ってからファンケルクラシックで優勝している。

 米ツアー3勝の丸山茂樹も左手親指付け根の痛みのためにアメリカから撤退せざるを得なかった。

 日本ツアーに復帰した2009年に日本シリーズを制した後は戦列を離れて手術をしており、左手親指をシャフトから外したベースボールグリップによってシニアツアーに備えている。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…