キャリアGSが視界に マキロイは4位Tの好位置で決勝Rへ
【マスターズ 2日目】
上空のきまぐれな風に硬いグリーンと難しいピンポジションが選手を苦しめる中、2日目首位に立ったのは9アンダーのP・リード(27)。地元のオーガスタ州立大OBだ。
この大会にキャリア・グランドスラム(マスターズ、全米OP、全英OP、全米プロに優勝)が懸かるR・マキロイ(28)は4アンダー、4位タイにつけている。
過去にグランドスラムを達成したプロは、G・サラゼン(1935年)、B・ホーガン(1953年)、G・プレーヤー(1965年)、J・ニクラス(1966年)、T・ウッズ(2000年)の5人しかいない。メジャーに1勝するだけでも大変なこと。4大メジャーすべてを制覇するのは至難の業だ。それをニクラスとウッズは、4大大会に3回以上優勝する「トリプル・グランドスラマー」でもある。
マキロイは2011年の全米OP制覇を皮切りに12年全米プロ、14年全英OPの3冠は手にしているので、毎年マスターズになるとメディアからグランドスラムの質問が殺到する。