谷口徹の50歳メジャーVで露呈…男子ツアー20代プロの低迷
先週の日本プロゴルフ選手権は、50歳になった谷口徹がプレーオフの末に優勝しました。それまでジャンボが持つ49歳だった公式戦の最年長優勝記録を更新し、日本プロタイトルは3度目の快挙です。シニア年齢になって5年シードを獲得して、まだまだレギュラーで戦い続けるのは素晴らしいことです。
ただ喜んでばかりもいられません。20代の若い選手がなぜ勝てないのか、という男子ツアーの問題点が同時にクローズアップされたからです。
女子ツアーは勢いのある20代が優勝することが多く、ベテランを脅かすなど競争が激しくなって活性化しています。
それに比べると、男子ツアーは若いプロに元気がありません。
実際、「このプロは凄い」という名前と顔が一致する選手が見当たりません。
ツアー会場には、経験豊富な先輩プロがたくさんいます。日本プロには会長の倉本昌弘がいるし、ジャンボも試合に出ていた。レギュラーツアー会場には青木功さんも顔を出します。