谷口徹の50歳メジャーVで露呈…男子ツアー20代プロの低迷
しかし、ツアー会場で若手が先輩プロのところへ行きスイングや戦い方について教わるという話はほとんど聞きません。
手短に仲間内で教わって済ませているのかもしれません。
■先輩プロのアドバイスに耳を傾けろ
私は米ツアーから戻り、もっと飛ばそうとしてスイングを壊したことがあります。シードも落ちて、自分ではらちが明かなくなり、オフにジャンボのところに行きました。
そこで教わったのは体づくりからです。筋力をつけて軸がしっかりしてこないと、下半身のフットワークが使えない。悪くなり手打ちになると、基本から直すようにアドバイスを受けて、復調するのに3年かかりました。
それでも決して遠回りではありません。
若手プロも一生懸命に練習しており、決して遊んでいるわけではないのですが、早く結果を出したいという焦りもあって今、何をすべきか見失っているような気もします。
数々の修羅場を踏んできた百戦錬磨の先輩プロのアドバイスには、ヒントが必ずあります。