合宿も別メニュー調整 満身創痍の岡崎に代表辞退の可能性
西野ジャパンの合宿2日目(22日)は、左足首を痛めている2選手の明暗がクッキリ分かれた。 まずは「明」だ。MF香川真司(29)は全体練習をフルにこなし、ピッチ上の狭いエリアでボールを激しく奪い合う練習でも、キビキビとした動きで復調をアピールした。
そこへいくと「暗」どころか、ほとんど「真っ暗」と言ってもいいのが、FW岡崎慎司(32)である。17年9月のロシアW杯予選最終戦(サウジアラビア戦)を最後に9カ月、日本代表から遠ざかっている上に左足首痛で3カ月、実戦から遠ざかっている。
西野監督は「W杯の開幕(6月14日)までに治ればいい」と話しているというが、合宿での岡崎は痛々しいのひと言だ。
ボールを使ったトレーニングになるとグラウンドの隅に行き、トレーナーとストレッチをこなすのが関の山。ジョギング中には、左足首をかばうようにギクシャクしながら歩く場面も見られた。
あるサッカー関係者が「生真面目な岡崎は左足首が完治しないと判断した瞬間、自ら日本代表を辞退する可能性もあります」とこう続ける。