イライラ増幅も 松山はパットが足を引っ張り3打差4位後退
ところが上がり9番パー4は手前バンカーからの3打目をピンそば1.5メートルに寄せながら、肝心のパーパットを決めることができなかった。
この日はフェアウエーを外したのは1ホールだけ(初日4ホール)で、パーオン率77.78%(初日72.22%)とショットはよくなっていた。
しかし、パットが足を引っ張った。パットがスコアに貢献した数値を表すストローク・ゲインド・パッティングはマイナス(ランク87位)だった。
「スタート前はショットに不安があったが、文句のつけようがないくらいクラブが振りきれた。パットが残念なラウンドになり、本来の自分に戻った感じ。パットに違和感が出ており、それを取り除けばスムーズにプレーできると思う」(松山)
松山は4位タイに後退した。
パットは水物といわれ、プロですら好調が長続きしない。2日目の3ボギーは2、3メートルのパーセーブパットを外したのが原因だ。上位グループに離されたら、ショットやパットに対して完璧を求める松山はイライラを増幅しかねない。