ツアー復帰の松山英樹 同組ウッズの熱狂ファンも眼中なし
左手親指付け根の痛みから約1カ月半ぶりのツアー復帰となった松山英樹(26)。予選2日間は、前週のバルスパー選手権2位と完全復活に近づいているタイガー・ウッズ(42=米国)と、先ごろ2シーズンぶりに勝ったジェイソン・デイ(30=豪州)との豪華なペアリングになった。
イン発進の初日はバーディーが先行。12番パー5(574ヤード)は2打目をグリーンそばまで運ぶと、残り43ヤードのアプローチをピンそば1メートルにつけて難なくバーディーパットを沈めた。
15番パー4は2メートルのパーパットを外してボギー。直後の16番パー5(511ヤード)はバウンスバックに成功。ドライバーで316ヤードも飛ばし、残り195ヤードを2オンに成功。5メートルのイーグルパットをど真ん中から放り込み、前半は2アンダーでターン。
後半アウトは2バーディー、2ボギーのパープレーにまとめてホールアウトした。
「いいところも悪いところもあったけど、アンダーパーで回れてよかった。パッティングは練習のときからよくなくて不安はあったけど、いいパットが入ってくれた。(左手親指の痛みは)いまのところ一回も出ていないのでよかった」(松山)