松山が首位発進 4連続バーディー直後にチップインイーグル
【ザ・メモリアル・トーナメント】
松山英樹(26)にとって今大会は2014年に米ツアー初優勝を遂げた相性のいい大会だ。
今季は春先に左手親指つけ根痛から1カ月以上もツアーを離脱して一時帰国。復帰後もプレーは精彩を欠き、1年前には自己最高の2位につけた世界ランクも10位まで下降。フェデックスランクも81位と低迷していた。
そんなこれまでの欲求不満を爆発させるプレーを久しぶりに見せた。
松山がスタートした時点で、すでにトップは7アンダーでホールアウト。アウト発進の前半は4番、5番の連続バーディーで勢いに乗ると、7番では13メートルの長いバーディーパットを入れて3アンダーで折り返した。
10番はパーオンを逃すと2・5メートルのパーパットを外し、続く11番ではグリーン右サイドのラフからアプローチがシャンクするミスもあり連続ボギーと嫌なムードが流れた。
そんな雰囲気を吹き飛ばすように13番で5メートルのバーディーパットを沈めてから4連続バーディーがきた。