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田口光久サッカー解説者

1955年2月14日生まれ。秋田県出身。秋田商高から三菱(現浦和)入り。76年に日本代表入りを果たし、日本代表Aマッチ59試合に出場。B、Cマッチを含めると161試合で代表守護神として活躍した。現役を引退する84年まで代表主将を務め、引退後は秋田経法大付属高、青森山田高、遊学館高、国際学院高サッカー部監督を歴任した。

初動がすべて遅く…代表GK川島のプレーに不安を感じている

公開日: 更新日:

 いよいよロシアW杯の開幕が近づいた。元代表GKとしては、川島永嗣(35=メス)、東口順昭(32=G大阪)、中村航輔(23=柏)のGK3人衆に注目している。

 先月30日のガーナ戦でGK川島のパフォーマンスが気になってしょうがなかった。実は、昨年のロシアW杯最終予選の終盤から、すべてのプレーの「初動が遅れている」と感じているからだ。

 ガーナ戦前半の失点シーンでは「ゴール右」にシュートを打たせるように「壁」をつくらせながらセーブできなかった。川島の明らかなミスだ。

 後半早々には、相手がペナルティーエリア内に侵入した際、飛び出すタイミングが「遅い!」と思った瞬間、相手を吹っ飛ばして痛恨のPK献上となった。これにも「判断ミス」と物申したい。

 立ち居振る舞いからアグレッシブさが消えたことも気になっている。ビッグセーブしたときのドヤ顔(川島のトレードマークだった)を見ることもなくなり、DFのミスでピンチを招いたときに鬼の形相で叱咤激励する姿も、いつしか見られなくなった。

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