日本代表は4年前のブラジルW杯のチームよりも弱くなった
日本代表がマリ、ウクライナと戦った。
4年前のブラジルW杯前の日本代表と比べると「弱くなった」というのが率直な印象だ。
欧米列強の選手と比べて日本人選手は、フィジカルやスピードでハンディを負っている。小気味よくパスを回しながら、ボール保持率を上げることで試合の流れを握り、ここに勝機を見いだしたいところだが、指揮官は欧州遠征も「テストの場」と断言していた。テストの繰り返しでは、日本の生命線である攻守の連動性は熟成しない。
選手のパフォーマンスにも苦言を呈したい。
代表歴の少ない選手ならいざ知らず、たとえば代表108試合目のMF長谷部は、状況判断の悪さからミスが目立った。
同93試合目のMF本田は、ボールをキープして攻撃の起点になろうと奮闘していたが、<違いを見せられる存在>とは呼べなくなった。
とにかく指揮官も選手も不甲斐なさ過ぎる。
日本代表はロシアW杯で惨めな姿をさらすのでは? 不安でならない。