ドルトがミランが熱視線 MF柴崎はW杯で躍動も“超お買い得”
日本代表のMF柴崎岳(26=ヘタフェ)を称賛する声が続いている。
ロシアW杯全4試合にスタメン出場し、攻守にわたって好パフォーマンスを披露。ベルギーとの決勝トーナメント1回戦でもMF原口元気の先制点をアシストするなど、攻撃のかじ取り役となるボランチとして印象に残る絶妙パスを何度も配給したことで、海外メディアもにわかにその去就に注目し始めているのだ。
日本時間昨4日には、イタリアの「カルチョメルカート・コム」が、MF香川真司(29)も所属するドイツの名門クラブ・ドルトムント、イタリアのセリエA・ACミランが獲得に興味を持っている、と報じた。スペイン紙の「マルカ」も、スペインの複数のクラブがシバサキに関心を寄せている、と書いている。
「柴崎は昨年夏にスペイン2部のテネリフェから1部のヘタフェに移籍。2021年まで契約が残っていますが、柴崎は欧州CLへの出場を狙えるクラブでのプレーを望んでいる。2部から再昇格して1年目の昨季を8位で終えたヘタフェにいては厳しい。本人も『今いるクラブでは難しい』と認めている。幸いクラブは放出もやむなしという姿勢だし、柴崎の年俸は約1億円で移籍金も高く見積もっても10億円前後といわれているからお買い得。ビッグクラブとの契約がとんとん拍子でまとまる可能性は高いとみています」(サッカージャーナリスト)
鹿島からスペインに渡って今夏で3年目を迎える柴崎。故障や出場機会に恵まれないなど不遇をかこってきたが、いよいよ「世界のシバサキ」になるチャンスがめぐってきそうだ。