567%増で年俸8000万円 G岡本メジャー否定の“建前と本音”

公開日: 更新日:

■「ボクは英語とかしんどいんで」

 世界には10億円以上を稼ぐユーチューバーもいるという。巨人の4番として、球界の若手代表として、これからさらに稼がないといけない立場でもある。そうなると、将来的には年俸30億円以上がゴロゴロいるメジャー挑戦を視野に入れているのか。

 が、岡本はキッパリこう言った。

「いや、ボクは英語とかしんどいんで、日本で胸を張れるように頑張りたい」

 この返答は球団にとっては満点だ。しかし、額面通りには受け取れない。2学年上の広島鈴木誠也らトップ選手はメジャー志向が当たり前の世代。本音は心の奥底に秘めているのかもしれない。あるいは、これから活躍を続けていけば、気持ちに変化が生じる可能性もある。実質1年しか働いていない岡本が今「将来メジャー」などと口走ればどうなるか。大卒で浪人1年を経た菅野でさえ、メジャーへの夢を公言したのは、5年目が終了したオフだった。

 子供の夢になると覚悟を決めた岡本が「生涯巨人」と決めつけるのは、まだ早そうだ。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    大阪・関西万博の前売り券が売れないのも当然か?「個人情報規約」の放置が異常すぎる

  3. 3

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  4. 4

    ヤクルト茂木栄五郎 楽天時代、石井監督に「何で俺を使わないんだ!」と腹が立ったことは?

  5. 5

    バンテリンドームの"ホームランテラス"設置決定! 中日野手以上にスカウト陣が大喜びするワケ

  1. 6

    菜々緒&中村アン“稼ぎ頭”2人の明暗…移籍後に出演の「無能の鷹」「おむすび」で賛否

  2. 7

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  3. 8

    ソフトバンク城島健司CBO「CBOってどんな仕事?」「コーディネーターってどんな役割?」

  4. 9

    テレビでは流れないが…埼玉県八潮市陥没事故 74歳ドライバーの日常と素顔と家庭

  5. 10

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ