お粗末JGA マスターズ女子アマ出場枠を早とちりし大騒動に
昨年暮れ、メジャーのマスターズ会場で初開催する「オーガスタ・ナショナル女子アマ選手権」(4月3~6日)に、日本のトップアマから安田祐香、吉田優利、西村優菜、古江彩佳の4選手が出場するとスポーツ各紙やゴルフ誌が報道した。
黄金世代に続くミレニアム世代と注目される選手たちだけに、大きな話題になった。
ところが1月になって招待状が届いたのは安田1人だけで、他の3選手には届かなかった。
どうして安田1人だけだったのか、窓口の日本ゴルフ協会(JGA)は関係者からの問い合わせにも一切口を閉ざしたままで、いまだに説明していない。
事の発端は昨年12月7日(金)まで遡る。海外転戦時に通訳を務めるJGA担当者N氏が安田、吉田、西村、古江の4選手に「この大会(オーガスタ・ナショナル女子アマ)の招待状が届くと思います。大会概要を確認しておいてください」とメールで連絡した。
メジャー開催の前週だけに、早めに航空機チケット、宿泊施設の予約など渡航手配の準備に入った関係者も多かった。