女子ツアー様変わり 若手の壁になるベテラン不在の深刻度

公開日: 更新日:

宮里藍サントリーレディスオープン】

 一昔前の女子プロは、30歳になってようやく一人前と言われた。高卒後にプロを目指すと、まずゴルフ場研修生となってヘッドプロから厳しい指導を受けた。数年たってプロテストに合格しても、試合で成績を出せるようになるのは30歳前後から、というのが一般的だった。

 クラブが進化した現在と違い、スチールシャフト時代は体がある程度、でき上がっていないと重いクラブを振ることもできず、ゴルフを始める年齢が遅かったのもある。

 もちろんツアーには一癖も二癖もあるベテランプロが多く、若手の壁になったのも大きい。

 ところが最近は違う。

 年齢でいえば先週勝ったベテラン大山志保(41)が頑張っているが、若手はプレッシャーもなく伸び伸びとプレーしている。

 2日目に13アンダーまでスコアを伸ばしてトップに立った森田遥は21歳。11アンダー2位の小滝水音は19歳。5位タイにつけているアマチュアの安田祐香はまだ17歳だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    米挑戦表明の日本ハム上沢直之がやらかした「痛恨過ぎる悪手」…メジャースカウトが指摘

  3. 3

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 4

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 5

    巨人「FA3人取り」の痛すぎる人的代償…小林誠司はプロテクト漏れ濃厚、秋広優人は当落線上か

  1. 6

    斎藤元彦氏がまさかの“出戻り”知事復帰…兵庫県職員は「さらなるモンスター化」に戦々恐々

  2. 7

    「結婚願望」語りは予防線?それとも…Snow Man目黒蓮ファンがざわつく「犬」と「1年後」

  3. 8

    石破首相「集合写真」欠席に続き会議でも非礼…スマホいじり、座ったまま他国首脳と挨拶…《相手もカチンとくるで》とSNS

  4. 9

    W杯本番で「背番号10」を着ける森保J戦士は誰?久保建英、堂安律、南野拓実らで競争激化必至

  5. 10

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動